ホームドアについて
2024-09-27
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 鉄道のホームドアの設置が、ゆっくりですが進んでいるようです。
毎日のように人身事故の発生するJRでも整備が進んでいるように思います。


 数年前、地下鉄のホームで目の不自由な方が電車に接触して亡くなられたことがきっかけで、地下鉄のホームドアの設置が早まったのを記憶しています。


 駅のホームの端を歩くのは、数千メートルの断崖絶壁の細い山道を歩くより危険だと言われています。
慣れとは恐ろしいもので、雨の濡れたホームの黄線(白線)の外側(線路寄り)をほろ酔い気分の人が、電車が入ってくるのに歩いているのを見かけ、ヒヤッとします。
小さな子供がホームでふざけていたり、乳母車を押している母親が駆け込むのを見かけることも度々あります。

 JRの在来線の中では、山手線が初のホームドア設置路線となりました。
山手線にホームドアが設置された時、それまで年間数百件あった人身事故がほぼゼロになったという新聞記事を見たことがあります。
(東洋経済【鉄道自殺防ぐ「ホームドア設置」は効果絶大だ】https://toyokeizai.net/articles/-/128884)


 これだけ効果のあるホームドアの設置がこれほど時間がかかったのは理解に苦しむところです。
民間の電車はまだまだ未整備の状況ですが、一つの人身事故が大きな悲劇を招くことに思いを致し、ホームドアの設置を急いでもらいたいと願っています。